薄膜偏光子は、偏光フィルム、内部保護フィルム、粘着剤層、外部保護フィルムなどの複合材料から作られています。偏光子は、非偏光ビームを直線偏光ビームに変更するために使用されます。光が偏光子を通過するとき、直交する偏光成分の1つは偏光子によって強く吸収され、他の成分は弱く吸収されるため、自然光は直線偏光に変換されます。

偏光光学系は、腔内および腔外の両方の使用に重要です。設計にハイコントラストの薄膜偏光子を使用することで、レーザーエンジニアは、出力に影響を与えることなく、デバイス内の重量と体積を節約できます。偏光プリズムと比較して、偏光子はより大きな入射角を持ち、より大きな開口で作ることができます。複屈折結晶で作られた偏光子と比較して、薄膜偏光子の利点は、非常に大きなサイズで作成できるため、高出力または高エネルギーのレーザーデバイスで動作できることです。

WISOPTIC仕様-薄膜偏光子

素材	BK7、UVFS
直径公差	+ 0.0 / -0.15 mm
厚さの許容	±0.1 mm
絞りをクリアする	中央エリアの90％以上
表面品質[S / D]	20/10未満[S / D]
透過波面歪み	λ/ 10 @ 632.8 nm
並列処理	≤30インチ
消光比（Tp/ Ts）	> 200：1
コーティング	ご要望に応じて高LDTコーティング
レーザー損傷閾値	10 J /cm²@ 1064 nm、10 ns、10 Hz

偏光子の異なる材料の比較

	YVO4	方解石	α-BBO	石英
透明帯	500-4000 nm	350〜2300 nm	220-3000 nm	200〜2300 nm
結晶タイプ（一軸）	ポジティブ んo= na= nb、ne= nc	負 んo= na= nb、ne= nc	負 んo= na= nb、ne= nc	ポジティブ んo= na= nb、ne= nc
モース硬度	5	３	4.5	7
熱膨張係数	aa = 4.43x10-6/ K ac = 11.37x10-6/ K	aa = 24.39x10-6/ K ac = 5.68x10-6/ K	aa = 4x10-6/ K ac = 36x10-6/ K	aa = 6.2x10-6/ K ac = 10.7x10-6/ K